With コロナってどういうこと?

そもそも『経済再開と感染抑止の両立』が無理なら『自粛で感染抑止=経済犠牲』か『感染止む無し=経済優先』を選ばなければなるまい。選ぶのは政治である。曖昧にしていると『経済不況も感染拡大も』となり、アメリカの二の舞になる。

コロナ菌の弱毒化説がある。確かに4,5か月前に比べれば罹患者の重症化率が低い。事実かも知れない。しかし逆にだからこそ怖いのである。罹患しても症状が無かったり軽かったりすれば、人は用心せず、周囲に更なる感染者を増やしてしまうからだ。コロナ菌が生き残り、拡大化するには、罹患者を重症化させ隔離させてしまうより、軽症化させて泳がせておく方が遥かに効率的に菌を増殖させられる。

そうした狡猾なコロナ菌との共存が人類に果たして可能であろうか?「With コロナ」という共存政策は、コロナ感染者数の増大に目をつぶることでもある。徹底した経済活動の自粛や行動制限をしないことでコロナ感染を放置することになる。それでも景気悪化で自殺者が増える方がコロナでの死亡者数より多くなってしまうのはマズイと判断するのであろうから、感染放置も止むを得ないということなのだろう。どちらを選ぶかは高度な政治の選択である。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です