既に戦争できない国に

国内に原発がある国は戦争は出来ないと思う。ミサイルが撃ち込まれたら、直接原子炉に当たらないにせよ電源喪失の際には核がメルトダウンするからだ。国内に放射能汚染が広がってしまえば戦争どころではないではない。

攻める側、攻められる側双方に原発があればそもそも戦争続行は不可能だ。どんなに警備隊や迎撃ミサイルで守っても限界がある。それは核保有国同士の「相互確証破壊=恐怖の均衡」と呼ばれるものと同じで、核抑止バランスが戦争における勝者を生み出さない結果を作った。だから日本が核兵器を持たなくても敵対国の原発に届くミサイルを持てば恐怖の均衡は成り立つ。

だからウクライナに核兵器がなくてもロシアの原発を正確に破壊できるミサイルがあればこんなに安易に攻め込まれることはなかったのではないか。蛇足になるが、ロシアに日本の憲法9条のような武力行使の禁止規定があれば今回のようなウクライナ侵略はなかったと想像に難くない。戦争を仕掛ける国には憲法9条は意味があるのである。