最賃は上がったのに、、、

消費税10%上がったと同時に最賃が以下のように上がりました。消費税の値上げに対応した措置であるといえますが、生活保護基準は消費増税に対応しないどころか下げられっぱなしです。現政権は労働せずグウタラしている者に施しは要らないと言わんばかりです。が、彼らといえどもかつては(今も)国民や国家に就労や納税を通じて貢献してきた人たちです。それを蔑ろにしていいのでしょうか?

現在労働していなくても、地域住民として人々の生活や生き甲斐に関わり、消費行動をし、経済を循環させている役割を担っています。全国で200万人以上いる彼らの日々の消費動向や嗜好が日本社会を微力ながら支えていると言っても過言ではありません。にも拘らず極めて作為的な物価統計によってこの数年来、生活保護基準を下げ続けてきた現政権の悪行を告発したいと思います。

<厚労省HPより>
・東京、神奈川で全国初の時間額1,000円超え(東京都1,013円、神奈川県1,011円)
・改定額の全国加重平均額は901円(昨年度874円)
・全国加重平均額27円の引上げは、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額
・最高額(1,013円)と最低額(790円)の金額差は、223円(昨年度は224円)となり、平成15年以降16年ぶ
りの改善。また、最高額に対する最低額の比率は、78.0%(昨年度は77.3%)と、5年連続の改善
・東北、九州などを中心に全国で中央最低賃金審議会の目安額を超える引上げ額が19県
(昨年度は23県。目安額を3円上回る引上げ(鹿児島県)は、6年ぶり。)

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