生活保護勝ち取り隊

国民誰しも困った時には生活保護が受けられて当然である。家族も会社も近所も当てにならなくなった現代において、社会的セーフティネットとしての生活保護は最後の砦である。

なのに、とってつけたような条件を付けたり、嫌がらせまがいのハードルを突然出して困っている申請者をさらに困らせていいのであろうか?受給者の半数以上が65歳以上の高齢者であり、若くても採用されなければ受給を回避させる理由は何処にもないはずだ。

困った時には気安く受けられて、不要になった時にはスムーズに抜けられる公的セーフティネット「生活保護」をもっと使いやすい制度に改めていこうではないか!そのためには、生活保護基準以下で生活している800万人以上の国民に対して先ずは福祉事務所に行って申請しようと勧めることと、この数年来削りに削られた基準額のアップを訴えることが必要だ。

憲法25条<注1>で保障された「健康で文化的な最低基準の生活」などとても実現不可能な今の生活保護基準額の底上げを政府に求めていこうではないか!「生活保護勝ち取り隊」の結成を呼び掛けていきたい。

 

<注1>すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

 

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