今そこにある危機、脅威
我々日本人が今、危機や脅威と感じているのは物価高であり生活苦ではなかろうか。その危機に対しどう対処するのか、如何に乗り越えるべきか等指針を示すべき政治家の果たす責任と役割は大きいと言わざるを得ない。が、現状は周辺国の軍事的脅威を煽り立て、外交力を駆使するどころか放棄し、アメリカ言いなりの高額ぼったくり兵器購入を約束して、バイデンに媚びを売って防衛増税に邁進しているのが我が国政権与党の残念な後ろ姿である。
彼らは国民から巻き上げた税金を喰いものにし、支援者には小出しにしてばら撒き、政治や行政を私物化してきた連中であるから、生活苦で右往左往する国民の痛みなど知る由もないだろうし、国民に負担や犠牲ばかり強いることには慣れっこだろうから国民の大半が経済的に苦しく、子育ての余裕などなく、少子化が顕著に進んでいるのもどこか他人事だ。
そんな連中が議会制民主主義を代表する政治家であるという残念な事実が日本の今の姿である。とりやすいところからとりまくる消費増税には熱心である一方、とりにくいところからはとらないどころか還元しまくり、さらに蓄財に励む彼らにとって抜け穴だらけの政治資金捻出の手練手管にはめっぽう詳しいのだから何をかいわんやである。彼らが描く日本の未来こそ危機と脅威に満ち満ちており、政策決定の場面から彼らを退場させることが日本国民を危機と脅威から救う唯一の道ではなかろうか。